高齢者施設で!

毎日の検温を安全にもっと簡単に!

「リハビリ専門デイサービス」と「訪問看護リハビリステーション」を都内で展開するReha Labo Japan(東京都杉並区)。専属の理学療法士が一人ひとりの心身の状態に合わせたリハビリプログラムを作成し、実施している。デイ「リハラボ和田」の儘田佳之管理者に、法人の特徴や感染症対策として使用したプロデュース216(同品川区)が販売する「ドットキューブ」についての使用感などの話を聞いた。



 
 
  • ――感染症対策について。
  • 儘田 ドットブラボージャパン(東京都港区)の表面温度計「ドットキューブ」を使用しています。従来のガンタイプの表面温度計にはないデザインで9センチメートルほどの立方体の形で重さが乾電池込みで約600グラムと軽くて使いやすいです。

  • ――計測方法は。
  • 儘田 ドットキューブの上に手首をかざして約1秒で簡単に測定できます。音とともに体温が表示され、体温37.5度以上になった場合は本体が黄色に点灯し、「Hi」と表示されるので一目で分かりやすいと思います。電源を入れるだけで他の操作は必要ございませんので大変簡単です。

  • ――実際の使用方法について。
  • 儘田 施設出入り口に置いての検温や、検温をせずに入室した利用者に対しては持って行って机上で計測して使っています。立方体の上に手をかざすことで測定でき、結果はキューブの表と裏の両面に出るため、利用者とスタッフがそれぞれ把握できます。37度以上あった際は、別途体温測定を実施し、感染の疑いがある者が入室しないようにしています。

  • ――使用者の反応は。
  • 儘田 デザインがお洒落なため、これがきっかけで利用者との会話が生まれることがあります。「可愛い」「自宅に欲しい」などと好評で、「美容院などで見るようなデザイン」とも言われました。ハンドガンタイプで利用者の家族の額で測る行為に少し抵抗があるスタッフからは、今までより楽に測れると好評です。

  • ――今後の展望は。
  • 儘田 コロナ禍において利用者にもスタッフにとっても過ごしやすい環境づくりには、徹底した感染症対策が不可欠だと思います。様々な方法を通して安心して働ける環境を実現したいです。


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  • 週刊 高齢者新聞online 2021年3月25日掲載より抜粋
  • 顔認証付き検温器「QHT」と顔認証なし「Cube」